2011年2月5日土曜日

普天間基地問題について

まず冒頭にHatena::Question普天間基地について←をご参照ください。

これは以前は農地で養豚業を営んで人が、まわりを住宅地に開発され後から入ってきた近隣の住人に撤退を求められる話に似てます。

彼らもきっとスーパーで豚肉を買い、食事に豚肉を食べたりしてる筈なのに・・・。

どこかで、誰かが養豚業をやってくれなければ豊かな食生活を楽しむことができない筈なのに自分の近所にはその事を望まないようです。

がしかし、普天間問題がここまでこじれたのなら所謂本土の国民も黙っている訳には行かないでしょう。

下記の表を見れば在日米軍の沖縄に占める割合は47.7%と全体の半分近い数字を見るとけっしてスルーするべき問題ではなさそうです。

在日米軍の軍人、軍属、家族の総数
所在地別軍人軍属家族
本土所在22,0782,77024,40649,254
沖縄所在22,7722,30819,88344,963
合計44,8505,07844,28994,217
上記がウィキペディアによる在日米軍の本土在住者数と沖縄在住者数の数字である。
前鳩山総理は「最低でも県外」と力説していた。
確かに沖縄在住者数は全体の47.7%と約半数に近い。
本土住民は真摯にこの事を受け止め善処しなければならないと思う。
そしてもしその事が可能になった時に沖縄在住者数44,963人に見合う振興策を沖縄は求める筈である。

理想論として沖縄にとって在日米軍が0になれば良いのだろうけれど、まずは単純に考えて九州の航空自衛隊と沖縄普天間基地を入れ替えれば良いのだ。

1、沖縄以外の九州の航空自衛隊分布図
普天間基地の移転先を九州の航空自衛隊と代替案はないかと考えて見た。
九州管内で飛行場を有している航空自衛隊は下記のマップに於いて飛行機マークのついた2ヵ所しかない。
赤マークは住宅街に位置し、飛行場も無いので可能性はないと思われる。
黄マークは山間地及び高速道路に隣接している為に開発△と判断してみた。
緑マークは飛行場は無いものの民家等の問題が薄いと考え開発可能と判断したものである。
マップの右上のSatタブにより航空写真閲覧可能。

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2、海粟島分屯駐屯地
最も北朝鮮に近く防衛且つ抑止に効果的なのは下記の海粟島分屯駐屯地である。
飛行場を備えていないものの開発するには周囲の条件は好い。
現実問題として北朝鮮と韓国との反発が予想されるが、韓国にとっては同じアメリカとの同盟関係であるし、自衛隊が基地を拡大するのではないので韓国間の問題はクリアできると思われる。

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3、航空自衛隊芦屋基地
九州内に於いて最も北朝鮮に近い。
飛行場を有しており、現に敷地的にも幾ばくかの付帯設備を補充すれば費用的にも普天間飛行場と入れ替えるとしたら最も効率的と思われる。

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4、航空自衛隊新田原基地
九州内の2ケ所ある飛行場を有している航空自衛隊のうちの一つである。
周囲は民家も少なく開発の可能性ありだし、飛行場があるので拡充するにしても費用的に有利だと思われる。

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5、その他空港を所有しない候補地
1、の分布図の中地理的に2海粟島分屯駐屯地ではあるが北朝鮮の反発や飛行場等設備のコストを考えると3、航空自衛隊芦屋基地4、航空自衛隊新田原基地とが考えられる。
建設費等のコストを考えなければ、緑マークの 福江島分屯地 ・ 下甑島分屯地 ・ 奄美大島分屯基地 ・ 沖永良部島分屯基地 等も考えられるが番外編として航空自衛隊関連施設ではないものの地理的なものも鑑みるなら下記の天草空港周辺も有力な候補地となり得ると思う。

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まとめ
 上記が単純に考える普天間問題解決のベターな案ではないかとの私の素人考え案である。
これがツブシ餡になるか漉し餡になるかは分からないし、あくまでも一般市民の妄想であるが、いわゆる本土の人間は「対岸の火事」的に傍観する事無く沖縄の苦悩を享受し能動的に問題解決に参加するべきと考える。


いずれにしろ前ブログでも書いたように普天間基地と航空自衛隊基地を差し替えるにしても自衛隊は自衛軍である事が大事であるし、その為には憲法改正が必然と考える。



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