2011年6月6日月曜日

熊本の過去の大津波{寛政4年(1792年)の大津波}

母がグループホームに入居しており、東北大震災の津波を見て少し不安になったので調べてみました。

何と他人事ではありませんでした。

参考資料   熊本市地域教育情報ネットワークより抜粋


約320年前の寛政4年(西暦1792年)に普賢岳の爆発に伴い眉山が大崩壊、有明海に押し出して大津波を発生して沿岸各地に大被害を発生させたみたいです。
寛政4年雲仙岳噴火と眉山崩壊の被害←(貴重な参考資料に感謝します。)

熊本県熊本市松尾町近津(グーグルマップ)

そこで上記資料を参考にグーグルマップに書き込みしてみると、危険区域が現在の熊本平野西部に老人ホームとグループホームが11施設あります。


マップの海岸線に近い上から松尾町君津にあるグループホームさくらの里特別養護老人ホームさくらの苑と有明海から1km弱しか離れていないグループホーム虹の家特別養護老人ホーム天寿園の4施設は要注意と思われます。
寛政の大津波では16.5mの高台まで海水が遡上したみたいなので、各施設ではお年寄りや体が不自由な方が多いので迅速に避難できる近隣の高台か17m以上のコンクリートビルの避難地を検討する必要があると思います。
母のグループホームも川に挟まれているので、海水が川沿いに遡上することを想定して、時間的に短い場所にある近くの高台か避難可能なビルを調べようと思っています。

余談ですが、この貴重な資料を熊本市役所は参考にして防災マップを作っているのかが不安です。
何故なら市の防災マップに津波対策の項目が見当たらないのです。

熊本市のハザードマップ洪水避難地図はあっても津波に備えての高さを想定した避難場所の記載があれば良いのですが私の調べた範囲ではそれがないのです。

私の見落としだとは思いますが・・・。